知らない着信に要注意  勧誘の新手口「迷惑電話」
 携帯電話に見知らぬ電話番号が着信していたため、念のためにかけ直したら、異性紹介の案内などにつながるという、新手の迷惑電話が十月ごろから広まり、NTTドコモなどに苦情が集まっている。迷惑メールに替わる新手の勧誘手口で、ドコモは「知らない電話番号には絶対にかけないで」と呼び掛けている。ドコモに苦情が寄せられ始めたのは今夏ごろからで、十月の苦情件数は四百件に上った。東京都多摩消費生活センターへの問い合わせもこの一ヶ月で数十件あった。
 同社によると、迷惑電話の発信元は出会い系紹介業者などで、普通の電話から無作為に選んだ携帯電話にかけ、一回呼び出し音が鳴っただけで切って、着信番号を残す。携帯利用者がその番号にかけ直すと、アダルトテープの販売や出会い系の案内ガイドにつながるという仕組み。ドコモは「知らない電話番号でも、だれかが用があるのかもしれないという利用者心理を巧みにつかんだ悪質なもの」と警戒を強める。
 今年初め社会問題になった迷惑メールでは、メールで案内された電話番号にかけ直した上、音声ガイドに従ってダイヤルしたら有料情報につながってしまった、という被害が多発した。
 国民生活センターは「これと同じ手口、電話をかけ音声ガイドに従った場合、利用料請求が来る可能性がある」と注意を呼び掛けている。
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