【午後第2部】教育現場とセキュリティ事例 15:40〜17:25
●ザ・ライスマウンド 全国専門学校情報教育協会 事務局長 飯塚正成氏
   インターネット利用者に指導すべき事柄
現状から今後の官庁の動き

● 1997年10月、文部省、情報化の進展に対応した初等中等教育における情報教育の推進等に関する調査研究協力者会議
「情報活用の実践力」、「情報の科学的な理解」、「情報社会に参画する態度」
→ 情報モラルを持ち、発信する情報に対しても責任を持つ態度
「人が嫌がることはしない。人の役に立つことをしよう。」
モラルというのは教えられて身につけるものではなく、いろいろな場面を体験する中で育っていくもの → インターネット活用 → 人的交流

● バーチャル・エージェンシー「教育情報化プロジェクト」(2000〜2005年)
・ケルンサミットでの小渕首相談
→「グローバル化時代に求められる『読み書きそろばん』として、コンピュータ教育が必要である。」
(1) 小学校  → 子供たちが変わる
(2) 中学校  → 授業が変わる
(3) 高等学校 → 学校が変わる

☆具体的な6つの取り組み
a.全国の学校すべての教室にインターネット環境を整備
b.学校からのインターネット接続の高速化
c.すべての教員がコンピュータを活用して指導できる体制作り
d.教員以外の多数の人材を活用し学校の情報化をサポート
e.質の高い教育コンテンツの開発・推進
f.教育情報ナショナルセンターを整備

Digital Divide(デジタルデバイド)時代への対応

Digital Divide=ネットワークへのアクセスや知識を持つ者と持たない者の格差
・アメリカの実例
過去:米国移民は、成功するまでに3代ぐらいかかった。
   皿洗い等(市民権なし)→ 市民権あり → 米国にとけ込む
 現在:ネットワーク知識を持っていれば初代から中〜上流階級で働ける

・旅行
過去:旅行代理店を経由して旅行をする。
現在:直接旅行素材産業と交渉 → 大幅なダンピング

・音楽
 過去:CDショップで物理的な買い物 → 時間の浪費、物の浪費
 現在:ネットワークで非物理的な買い物 → 何時でも何処でも手軽に購入

→ エレクトリックコマース(電子商取引)が進に連れて、情報は待つ時代から取りに行く時代に変化し、必ずこの問題が日本にも上陸する。
情報モラル

●情報モラルとは = 「人権教育」「人格教育」
 → 「実は昔から言われている心の教育」

●情報を得るには対価が必要 → 日本人の意識は低い
☆ 海外旅行でルイヴィトンの偽造バックを購入した場合
・製造した会社は、なぜ商標権侵害を犯してまで偽造するのか?
→ 買う日本人がいるから
・何故買うのか(知っていて買うのか? 知らないで買うのか?)
 → ブランド志向、プライド、体裁が大多数
・ルイヴィトン → 商標権侵害による売上減少 → 量産出来ない → 価格上昇

☆高校生がシェアウェアの会社を設立する時代に、上記同様のことが、「著作権」「個人情報」「プライバシー問題」についてもいえるのではないか。

●今後の学校選択サイクルモデル
「情報モラル教育をきちんとしている」 → 「学校間の差別化」
→ 「学校のステイタス向上」 → 「連鎖的に良い情報が集まる」
→ 「入学者増加」

1964年3月5日東京で出生。1987年日本大学商学部卒業。同年、財団法人専修学校教育振興会に入社し、全国語学ビジネス学校協議会、全国美術デザイン専門学校教育振興協会、全国専門学校情報教育協会を担当。1995年財団法人専修学校教育振興会を退社。1996年有限会社ザ・ライスマウンド設立。専門学校を中心とした新規学校設立や新学科開設また学校情報化のコンサルティング事業を開始。全国専門学校情報教育協会 事務局長就任。
※今大会における参加者に配布したパンフレットです。↑

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